DaVinci Resolve|黒背景の素材を“3Dキーヤー”で簡単に透過する方法(Editページ)
黒背景で書き出された動画素材(例:エフェクト素材・光素材・イラスト動画など)は、背景を透明にするだけで一気に使いやすくなります。DaVinci Resolveでは、Editページに搭載されている ResolveFX Key > 3Dキーヤー を使えば、ノイズ少なめで綺麗に抜くことができます。
この記事では、Editページだけでサクッと黒背景を消す手順を紹介します。
素材をタイムラインに配置する
透過したい黒背景素材を、通常どおりタイムラインにドラッグ。
背景の上に重ねたい場合は、V2など上のトラックに置きます。

素材を選択して「エフェクト」パネルを開く
画面右上の Effects(エフェクト) パネルを開き、
ResolveFX Key(キー) → 3D Keyer(3Dキーヤー)
を選択し、タイムライン上の透過したいクリップにドラッグ&ドロップします。

OpenFX オーバーレイを ON にする!★ 重要
スポイトで黒背景を“ドラッグしながら範囲選択”するためには、
ビューア左下の 「OpenFX オーバーレイ(OpenFX Overlay)」を必ず 選択状態 にします。

これをONにしないと、
- ドラッグして選択できない
- 点クリックしか反応しない
- という状態になります。
インスペクタで“スポイト”を使って黒背景を選択
クリップを選択した状態で インスペクタ を開くと「3Dキーヤー」の項目が表示されます。
- スポイトツール(Pick) をクリック
- 画面ビューアの黒い部分をドラッグしながらなぞる
(黒背景が大きく指定され、抜け具合が一気に整います)

Clean Black / Clean White で仕上げる
スポイトで抜いた後は、インスペクタ内の調整パラメータで綺麗に整えます。
- Clean Black:黒側のゴミを減らす
- Clean White:素材内部の透明抜けを防ぐ
- Despill:周りに黒い縁が出たときに軽減できる
- Blur Radius:エッジを自然にする調整
黒背景素材は比較的抜きやすいので、Clean Black を少し上げるだけで十分な場合が多いです。
合成モードを変更したい場合
光素材・パーティクル素材の場合は、黒を乗算的に消す方法も有効です。
クリップを選択 → インスペクタ > 合成(Composite) > 合成モード(Blend Mode)
- スクリーン(Screen)
- 加算(Add)
などに変更すると、より自然に背景と溶け込みます。
3Dキーヤーと併用してもOK。
まとめ
- Editページの ResolveFX Key > 3Dキーヤー で黒背景を簡単に透過できる
- スポイトで黒部分をなぞれば一発で抜ける
- Clean Black / Clean White で仕上げを調整
- 素材によっては「スクリーン」「加算」も有効
DaVinci Resolve の Editページだけで完結するので、Fusion を使わずにサッと作業したい時にとても便利なやり方です。


