高画質で動画を書き出す方法
DaVinci Resolveでデフォルトのまま何も変更しなく、4K動画を書き出した際、ファイルサイズが2GB弱になっています。超小さい!
ビデオの**データレート(bit rate)**とは、動画が1秒あたりに使用するデータ量のことを指します。単位は一般的に「Mbps(メガビット毎秒)」や「Kbps(キロビット毎秒)」で表されます。データレートは、映像の品質やファイルサイズに影響を与える重要な要素です。
データレートの役割
- 高いデータレート:高解像度で細かいディテールを保持し、滑らかな映像になります。しかし、ファイルサイズが大きくなり、ストリーミングやダウンロードにはより多くの帯域幅が必要です。
- 低いデータレート:ファイルサイズが小さくなり、データ転送が速くなりますが、映像の品質が落ち、ブロックノイズやピクセル化が発生しやすくなります。
データレートの種類
映像のデータレート(Video Bitrate)
映像に対して割り当てられるデータ量で、画質に直接関係します。音声のデータレート(Audio Bitrate)
音声のデータ量で、音質に影響します。通常、映像に比べると音声データのレートは低く設定されます。
適切なデータレート
- **HD(1080p)**の動画の場合、通常 5-10 Mbps 程度のデータレートが推奨されます。
- 4Kの場合、15-50 Mbps ほどが一般的です。
適切なデータレートは、画質の要求や配信するプラットフォームの条件、視聴者のインターネット環境に左右されます。
ダビンチのデフォルトではビットレートが1万になっている
品質の箇所が1万になっています。どおりで画質が良くないわけですね。笑
さすがにこれでは良くないので、品質の箇所を変更して高画質で書き出すようにします!
やり方
デリバーページに移動し
ビデオの書き出し設定で、品質を5万に変更すると高画質になります。デフォルトでは囲まれている部分が1万になっているので、これを変更してより鮮明な映像を得ることができます!
結果- 再書き出し後
データレートが約50メガになりました。48メガビット/秒(Mbps)は、4K動画のデータレートとして理想的な設定です。高画質でスムーズな映像が期待できます!
- フレームレートが高い(60fps以上)
- 動きの激しい映像(スポーツ、アクションシーン、風景のパノラマなど)
- プロフェッショナルな品質が求められる動画(高画質での保存、編集用)
画質保持: 48Mbpsだと、映像の圧縮による画質劣化が少なくなり、特に動きの速いシーンや細かいディテールの多いシーンで画質を保てます。
将来性: 高品質で保存する場合、48Mbpsは将来的に使用する新しいディスプレイやシステムでも十分な画質を提供します。
ストリーミングにも対応: もしストリーミングで利用する場合、48MbpsはYouTubeやVimeoなどのプラットフォームでも問題なく受け入れられる範囲です(ただし、視聴者のネット環境による)。
4K動画を高画質で書き出すとき、ぜひ試してみてくださいね!
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